何故か涙が出そうになる1冊でした。

原作は、ボリス・ヴィアン(小説家、かつ、詩人・劇作家・ジャズトランペット奏者!)が1940年代に発表した「日々の泡」。
(「うたかた」って、「泡沫」なんだね。漢字って深いなぁ‥)

原作を読んだことはないけれど、この「うたかたの日々」は、ほぼ原作に沿ったストーリーになっているらしい。
コランとクロエの二人を包むシナモン・シュガーの香りのする雲、肺に巣食う睡蓮の花。
夢と現実が交差する世界や、華やかではかない美しさは、岡崎京子さん自身の世界とかなり共鳴する部分が多いのでは‥

利重剛監督が、ともさかりえ・永瀬正敏の主演で映画化してるらしいので、これも観てみようかな。

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