今日‥じゃなくて、昨日、エレカシのリハを聞きつつ、日比谷図書館でつらつらと読みました。
川上弘美さんの作品を読んだのは「蛇を踏む」が最初だけど、その時は、全然イイと想わなかったですね、正直。
ちょっとワザとらしく難解な気がして‥

「センセイの鞄」が話題になったので、興味半分に再チャレンジした訳ですが、この作品で、すっかり川上ワールドにハマリました。
この作品については、賛否両論あるようですが、私的には、かなりの名作だと思います。ツキコさんと先生、居酒屋で出会う人々。静かな小説だけど、暖かく深い。

川上さん自身ののルックスもこれまたイイですね。
どこか昭和を感じさせる懐かしさと妖しさが魅力的。
白磁の徳利と小ぶりのお猪口で日本酒を‥という姿が、とてつもなく似合いそう。

「いとしい」は、結構、初期の作品だと思いますが、2人の姉妹の不思議な恋の話。露骨な描写はあるわけではないけれど、そこはかとなくエロティックなムードが漂う川上ワールドの本領発揮!という1冊です。

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